『ほっとけないよ』

 2004年も終わりなので、今年のFC東京を自分なりに振り返ってみようと思います。
 まずはリーグ戦。1stが6位で2ndが10位。年間総合で8位。1stについては代表や怪我で選手がいなかったという状況を考えると、よい結果だったと思います。しかしながらナビスコ杯が佳境をむかえていた2ndでは、勝てそうな試合を落としたりというような勝ちきれない試合が目につきました。
 ナビスコ杯は、J1になって初タイトルを獲るという最高の結果になりました。一方で天皇杯は、準々決勝で敗退しました。
 「タイトル獲得」という結果が出たことは評価に値すると思います。正直、リーグ戦で優勝というのは現状、相当に厳しいといわざるをえないチームですし、いわんやリーグ戦とカップ戦を併行して結果を出せるというのも・・・。ナビスコ杯に照準を合わせたことは至極、当然のことだったと思います。
 ただ、ある程度はリーグ戦での結果も欲しかったという気持ちもあります。むざむざ勝ち点を落とした、勿体無い試合が何と多かったことか。この経験が今後の東京に反映されてくれれば・・・と、自分を納得させて味スタから替えることが去年より多かったような気がします。
 愚痴っぽくなりましたが、いきなり強豪チームになれるようなことはないので、少しずつ進んでいくしかないのですが。悲観的になることもないですし、「自分を信じていれば、勝利はついてくる」のですから。