サンフレッチェ広島 vs FC東京

 「あ…ありのまま15日に起こった事を話すぜ!『前半2点先制したのに、試合が終わったら5点取られていた。』な…何を言ってるのか、わからねーと思うが俺も何があったのかわからなかった…。頭がどうにかなりそうだった…。広島が強かったとか、東京の調子が悪かったとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしい“現実”を味わったぜ…。」


 負けた理由は、色々あると思うけど個人的に思うのは選手やスタッフ、特に監督が「良かった時の東京」に拘りすぎていると思えることだ。平山を下げてルーカスをトップに持ってくる・・・。いい時の東京なら機能していたかもしれないが、この試合については完全に裏目に出てしまった。ボールをキープ出来なくなり広島に支配される。ラインは下がり続けて、パスを一本通されて失点を重ねる。ところが交代枠を使おうともしない。やっと誰か入ると思ったら宮沢の投入・・・。もう、この時点で完全に諦めてしまった。
 別に怒ってはいない。金をかけて、日曜日を丸一日つぶして東京から広島まで行って見た試合の結果がこれだ。精神的には相当に鍛えられている。むしろ感謝するべきかもしれない。