清水エスパルス vs FC東京

 天皇杯の5回戦。前半で追いつき、追い越せたのは良かったが、ロスタイムで同点にされ延長戦で競り負けるという、非常に悔しい結果。個人的には充分に勝てるゲームだったと思うが、あれだけ決定機を外していたら勝てるわけが無い。ある意味、負けるべくして負けたとも言える。
 この試合は2006年の東京を象徴していたような気がする。力はあるのに、それを発揮できずに自滅する。防げる失点を喫して、たった1点取れないで、どれだけ勝点を落としてきたか。正直、今年のJ1チームの中で、絶対に勝てない程、実力が上の相手はいなかったと思っている。それだけに悔しい。
 しかし、現実は認めないといけない。今年の東京を見ることは、もう出来ない。来年に向けて歩きださないといけない。岡山空港で、お土産のきびだんごを選びながら考えた。